高岡銅器の干支 酉(鶏)の置物 象嵌文鎮 酉の縁起 神の使いであるとされる酉は、時を知らせる役割を持ち、十二支の中でも、とくに家禽として古来より親しまれてきました。
声高らかに夜明けを告げ、羽毛の下で命の恵みを温め、 せわしく啄むさまは、勤勉なる日々の尊さを象徴し、 豊かな富を“とりこむ”酉として崇められてきました。
商売に縁起の良い干支とされ、貴家の末永い幸せと健康を招く縁起物の置物です。
作家 中川衛重要無形文化財保持者(人間国宝) 略歴 昭和22年 金沢市生まれ 昭和46年 加賀象嵌の高橋介州先生に師事 昭和54年 第26回日本伝統工芸展 初入選 昭和57年 日本工芸会正会員となる 昭和63年 第35回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞 平成8年 第43回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞 平成13年 第48回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞平成14年 MOA美術館第13回岡田茂吉工芸部門 大賞受賞平成15年 第50回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞、北国文化賞受賞平成16年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、伝統文化ポーラ賞受賞、金沢市文化賞受賞平成20年 メトロポリタン美術館に作品所蔵される(ニューヨーク)平成21年 紫綬褒章受章平成22年 大英博物館に作品所蔵される(ロンドン) 材質 銀・銅製(つまみ:銀製、文字:銀象嵌) 本体寸法 幅15×奥行3.5×高3.5cm 特典 桐箱付 高岡銅器とは 現代に煌めく四百年の伝統美。
芸術と文化を凝縮した美術工芸品「高岡銅器」。
名匠の情熱によって吹き込まれた魂と、特有の風合い。
四世紀という歴史と伝統に培われた用と美の味わいは、懐古を超えて、現代の様々な生活シーンを演出致します。